日本の方向
アルクラッドⅡ塗料は、飛行機・車・トラックの模型、よろいかぶと、フィギュアなどに、耐久性のあるリアルな金属の質感を、幅広い範囲で再現します。プリズマティック・カラーは、ユニークなカスタマイズカー、トラック、ラジコンなどを造るために使うことができます。
アルクラッドⅡはポリスチレン・キットやポリカーボネートのボディなどに幅広く使用でき、完璧な仕上がりをもたらします。
プラスチック・モデルへの塗装方法
プラスチック・キットへ塗装する場合、プライマーは必ず必要です。
レギュラーアルクラッド塗料は、塗装面にひびが入りやすい箇所があり、ラッカーで塗装されたポリスチレン・プラスチックと似たような強度を持っています、。ハイシャイン・アルクラッド・フィニッシュは、つやのあるベースコートが必要になります。
レギュラー・アルクラッド・フィニッシュ
ALC-101 アルミニューム
ALC-102 ジュラルミン
ALC-103 ダークアルミニューム
ALC-104 ペールバーントメタル
ALC-106 ホワイトアルミ
ALC-108 ライトゴールド
ALC-110 カッパー
ALC-111 マグネシューム
ALC-112 スチール
ALC-113 ジェットエキゾースト
ALC-116 セミマットアルミニューム
ALC-117 ダルアルミニューム
レギュラー・アルクラッド塗料を使う前に、以下のプライマー一つを塗ります。
Alcladグレイプライマー ALC-302
プラスチック・プライマー〈タミヤ〉/プラスチック・プライマー〈(旧)グンゼ産業:(現)GSIクレオス〉
オート・プライマー ホワイト/グレイ
より吸収の少ない、滑らかな表面を作るためにはプラスチックプライマーやオートプライマーの塗装後には1000番から1200番程度の耐水ペーパーで軽く磨いた方が良いでしょう。
ハイシャイン・アルクラッド・フィニッシュ
ALC-107 プラスチック用クローム
ALC-114 ポリカ用クローム
ALC-115 ステンレススチール
ALC-118 ゴールドチタニウム
ALC-119 エアフレームアルミニューム
ハイシャイン・アルクラッド塗料を使う前に、以下のプライマー一つを塗ります。
Alcladグロスブラックベース ALC-304/305
Alcladクリアベース ALC-303
(他のホビー用エナメルペイントも適しています。不要なプラスチック片などでテストをした後、使用することをお勧めします。)
準備とスプレー
塗料を塗る表面は、ほこり、油分、指紋などがつかないように十分にきれいにしなければなりません。
使用するアルクラッド塗料のタイプに適したプライマーを塗ってください。
アルクラッドの塗料は、12~15lbf/in²でスプレーしたほうが良いでしょう。幅が狭い、または中くらい大きさのスプレー・ファンを使い、塗料を塗る表面から2~3インチ(約5~7.5cm)の距離の置いてスプレーしてください。むら無く均一に塗装するためには、規則正しく一定の間隔で筆を使うようにエアブラシを使います。バフ研磨は必ず必要というわけではなく、マイクロメッシュを含め選択されたパネルを磨くことにより、バリエーションを完璧にします。
レギュラーアルクラッドを塗装して仕上げた上から、模様をつけたりペイントすることもできます。ステッカーは、レギュラーアルクラッドとの組み合わせで使うこともできますが、ハイシャイン・アルクラッドと一緒に使うことはお勧めできません。
R/Cカー用ポリカーボネートボディーへの塗装方法
塗装面は、薬品、粘着物、指紋などを取り除き、十分にきれいにしなければなりません。
レギュラー・アルクラッドは、任意のラジコン用塗料を裏打ちとして2,3回薄く重ね塗りしてください。
ハイシャイン・アルクラッドは、黒またはシルバーの水性塗料を裏打ちとして2,3回薄く重ね塗りしてください。
スペシャルエフェクト・アルクラッド・フィニッシュ
ALC-201 プリズマティック スカラベ ブルー←→グリーン
ALC-202 プリズマティック メープル 赤銅色←→グリーン
ALC-203 プリズマティック ジェイド ゴールド←→グリーン
ALC-204 プリズマティック サファイア ディープブルー←→バイオレット
ALC-205 ホロマティックスペシャルクローム・7カラースペクトラム←→クローム
プラスチック・モデルへの塗装方法
プリズマティックシリーズを塗装する場合は、ダークベースコート、つまりAlcladグロスブラックベースが必要になります。2,3回薄く重ね塗りしてください。それが完全に乾いたら、Alcladクリアベースを2,3回薄く塗って仕上げます。
Alcladホロマティック・スペシャル・クロームは、Alcladグロスブラックベースの上から使ったほうが良いです。1,2回薄く重ねて塗ります。それが完全に乾いたら、水性のクリアーを2,3回塗ります。
ポリカーボネートボディーへの塗装方法
プリズマティックまたはホロマティックスペシャルクロームをきれいなボディーシェルの内側に2、3回にわたり薄く塗ります。よく乾かしてから、水性塗料のブラックまたはシルバーを上塗りします。